証し
| 鈴木 いこ (Linda) 今日は私がイエスキリストを私の人生の目的、中心とすることを受け入れ、その確信に基づいて生きる決意をした時の話をします。 皆様もご存知の通り、私は牧師の家庭に生まれ育ちました。教会でも家庭でも、祈り、聖書を読むことは習慣になっていました。しかし、日本で育ったせいもあり、周りの友人はみな神様とはまったく関係のない生活をしていました。そんななか、自分で神様の存在を信じつつ、また自分をクリスチャンだ、周りの人々にもいいつつも、クリスチャンになる、ということ、クリスチャンとして生きる、ということはどういうことか分かっていませんでした。 洗礼式で、イエスキリストを私の神として信じます、と告白しつつも、心ではなんとなく、嘘をついているような、悪い気持ちがしました。 17さいになって、カリフォルニアの高校へ留学することになりました。その学校はとても小さいクリスチャンの学校で聖書のクラスもありました。 そこでの生活が慣れてくるにつれ、私の心ではいつも葛藤がありました。 ある夜、私は神様に祈りました。「神様、私はあなたがいる、ということが分かります。知っています。でも、私はそのことについて、自分の心をどう決めてよいかわからない。あなたが私に何か分かってほしいことがあるのなら、分かるようにして下さい。それでなければ、わたしはあなたとまったく関係のない人生を送りたい。ほっといてほしいし、気にしないでほしい。私は私だけで生きる。」と、神様に言いました。 その翌日、学校で、聖歌隊の練習がありました。私はいつもの通り、伴奏の手伝いをしていたので、ピアノのところに座って練習がはじまるのを待っていました。 その友達が祈ってくれている間、とても短い時間でしたが、二つの聖書の言葉が私の心に与えられ、そしてそれぞれの聖書箇所について私が気づかなければならなかった重要なメッセージを理解するためのイメージが与えられました。 一つ目の聖書の言葉は第1ヨハネの手紙、4章10節です。 そして、この言葉と同時にイメージが私の心に浮かびました。 わたしはこの出来事があったその前の夜、神様に、私はあなたと関係のない人生を送りたい、といいました。しかし、そんな私に神様は友人の祈りを通して、わたしが決断しようとしていたことは私が決めることではなかったのだ、と示されました。もうすでにその手は私を最初からつかまえていて、私がどんなに離そうとしたって離すことはできないのでした。そのことに気づかされたのです。 これに続いて私の心に浮かんだ聖書の言葉は そしてこの言葉に対し、わたしに与えられたイメージは、上の方からたくさんの光をそそがれている自分でした。金色のような光ですが、とても輝いているので、白くもありました。とてもたくさんの光でした。その光は神様の愛を示していました。そして、その光を受けてつつまれているのに、何もせず、そんなことがまるで起こっていないかのように、他のことを考えようとしたり、無視しようとしている自分がいました。 この日、私は重要な真理を理解することができました。神様が先に愛されたこと、そして、その方を愛し返さないことが罪であることです。 その後、同じ日の休み時間に、神様に私は素直に祈ることができました。「あなたが先に愛されたということ、そしてそれの印がイエス様であること、わかりました。わたしの罪も示され、納得できました。あなたを愛すること、それをこれからしていきたい、と思います。それがどんなことであるか、これから教えてください。」 この出来事は今でもよく覚えている出来事ですが、実際には自分の性格や人生ががらりと変わったわけではありませんでした。しかし、生活の中での変化はありました。それは、もっとよく祈るようになったことと、聖書をもっと読むようになった、ということです。困ったことがあれば、「あー、神様、どうすればいいですか?助けてください!」と言ったり、うれしいことがあれば、「神様、ありがとう!」と言ったり、また、神様ってどんな方だろう?聖書にはどんなことが書いてあるだろうか、と思いもっと読むようになりました。 このようなことを通して、少しずつ学び、今にいたっています。あの日の夜、私が神様に言ったのは、ほっといてほしい、自分で生きるから、と言うものでした。私は生きていることを自分を中心とした自分のための命だと思っていました。しかし、こうして学ばされ続けてきた今、この人生は神様が中心なんだ、という土台が私の中にできてきました。神様に生かされ、動かされ、神様の目的の内に生きている。それをいつも心の一番重要な場所に置いて、これからも生きたい、と思います。そして、神様を愛する、というのはどういうことなのか、祈りを通し、御言葉を通し、また教会での交わりを通し、教えていただき、実行し続けたい、それが私の祈りです。 |
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